ロールケーキというお菓子

定番どころのお菓子

お菓子を買おうと思った時、多種多様なケーキがあってどれを買おうかと悩む人は多いはず。スポンジケーキだったり、タルトだったり、チーズケーキだったりと、分類を上げてさらにそこから味事に派生していくとなったら数えきれない程あるからだ。さすがに1つの店舗で扱っているケーキの数は限定されているのでさほど迷うことはありませんが、専門店ともなると独自のケーキを開発して売り出しているものです。筆者本人、かつてはそれなりにケーキが美味しくて有名な飲食店で働いていた時は、それこそ幸せのような瞬間に満ち満ちていた。何せケーキを作りすぎて廃棄しなければならない場合があれば、お持ち帰りを良くしていたものだ。お店的に考えれば作りすぎてコストだけかかってしまったというマイナス面が浮き出ているので、心の底から喜ぶべきところではないかもしれません。従業員の、それこそ廃棄ケーキとはいえ持って帰るとなったらテンションは別物だ。後から考えると、これって実はダメなんだよなぁと思ってはいたものの、棄てるよりかは持ち帰って家族に渡すほうがいいだろうと自己完結をよくしていたものです。

今でもケーキを買おうと思う時がある、ただショップを覗いて眺めているとどれも欲しくなって来てしまうので、結局買わずして立ち去ってしまいます。店にすれば冷やかしが上手な客だなぁと蔑まれているかもしれませんが、まぁいいだろう。とはいえ、甘いものが無性に欲しくなったらどうしても買わないと気が済まなくなる。なので妥協案としてコンビニスイーツにしようという選択肢になる。そういう意味では、現代のコンビニスイーツがここまで美味しくなって良かったと感謝したい。

ですがここでも結局悩んでしまうから、意味が無い。どれにしようかと考えていると何故かいつも『ロールケーキ』に手を伸ばすことになる。理由は分からない、ただ下手に冒険するよりは堅実だから、が正しいかもしれない。ロールケーキって何だかんだでコンビニスイーツとしても、普通に製造されているものにしても、味や品質には決して失敗はないものだから、こう考えると凄い。

気づけば鉄板に

ロールケーキについて考えてみると、いつの間にか絶対に間違えないだろうという何処か、根拠の無い自身と信頼を寄せている。どうしてそうなったのかは分かりませんが、個人的にはロールケーキを何故か好んで食べている気がする。特別こだわりがあるわけではない、本音過ぎる言葉を漏らせばどちらかと言えばタルト系が好みだったりするのだが、美味しいところを見つけるとなると中々見つけられない。何せ、前述で話した飲食店ではタルト生地をお店のオーブンで焼いて出来たてで提供されていたからだ。当然、それが分かっていたからこそ常連さんを始めとする多くの人がそれ欲しさに訪れていたほどです。何せ作って店頭に出してから営業時間の半分も掛からない内に完売していたから、店員としても競り合いを見せていたものだ。

話が少しそれたが、ロールケーキについての話ですが、何だかんだで日本のお菓子の中では定番という地位にまで付け込んでいると感じている。実際、所々によってはロールケーキを専門的に販売している店舗まで出現しているくらいだ。そういうところに足を運んでしまう人も多いのではないでしょうか。そんな中で、今最も注目を集めているロールケーキ専門店があることをご存知だろうか。京都は嵐山に本店を構える『ARINCO(アリンコ)』という店舗だ。

地域ごとに異なる商品

このアリンコの何処が凄いのかというと、全国各地に店舗が進出していますが、それぞれの店舗でメインとなっているロールケーキの種類が異なっているからだ。京都にしても、東京にしても、地方ごとによって特色を生かした商品に特化しているので、味を楽しむためには直接店舗へ足を運ばなければならない。正直、面倒くさいことをしているなぁと感じた人もいると思います、ですがそう思われても何故か納得してしまう美味しさがアリンコの魅力にもなっています。

なので京都の嵐山へわざわざ足を運ぶ人も多いといいます、ですがどうしてそこまで各地にこだわった専門品を作るというスタンスにしたのかも、気になるところです。なので少し調べてみると、専門店だからこそ提供する商品1つずつに対して妥協を許したくないという情熱が、感じられるからだ。

東京だけでも

アリンコのロールケーキを販売しているところは数店舗存在しています、ですがそのどれもが商品として展開している種類が異なっているという、関東で買うにしても全ての店舗に足を運ばなければなりません。関東圏で展開している店舗で取り扱っている個性的な商品は、

  • 東京駅 - 『トーキョーキャラメルロールプレミアム』・『塩キャラメルロール』
  • イクスピアリ - 『エルフ』・『ドワーフ』
  • 羽田空港 - 『羽田ロール』
  • 小石川工場前店 - 『小石川巻き』

上記のとおりとなっています。

どの店舗ても共通して購入できる定番のロールケーキこそ購入することは出来ますが、地方限定のものについては本当に店舗でしか購入できないという、物凄い徹底ぶりだ。関東圏にあるロールケーキ全種を楽しむだけでも東京を往来したり、果ては千葉県はネズミと犬とアヒルとリスが屯している夢の国へ足を運ばなければならないという、軽くプチ旅行が出来てしまいます。後者の夢の国へ行ったらそのまま帰れなくなりそうだ、などと考えてしまう人もいるでしょうが、メインがロールケーキであることをお忘れなく。

産地直送であることを誇りに

こうしたアリンコロールの魅力は、何と言ってもそれぞれの店舗が構えている地域、そこで一番の生産となっている商品をベースとした、個性的なロールケーキだ、例えば小石川工場前店の『小石川巻き』についてですが、ここ小石川はさつまいもを研究した儒教学者がいた事で有名となっているので、さつまいもを材料として起用している。さつまいも自体はケーキの材料として利用するのは物珍しいことではないのでそれはいいでしょう。ですがだからといって全国的に展開するのではなく、専門店としての魅力を高めるためにこの店舗でしか販売されていません。

これは品質に対してのこだわりもそうですが、何より美味しい物をそのまま食べてもらいたいという願いがあってこそでしょう。どうしても搬入となったら商品の質、特にケーキなどは落ちてしまいます。それを良しとしない経営方針は大したものだといえるでしょう、ただそういう意味でも単価が物凄く高いのも妙な納得を得てしまいます。

ロールケーキについて

このように日本には独特の専門店が展開されているところがあるので、ロールケーキとは何ぞやと問いただされても一言では答えられません。何せ世界は広く、ロールケーキが誕生した歴史を紐解くだけでも興味深い内容が浮かび上がってきます。そう冷静に考えると、ケーキというものを開発した人は聖人君子として崇められてもいいのではないか、などとも思ってしまうところです。