皆さんこんにちは(*^^*)
ちかちかです。
皆さんは人前で話すことは得意ですか?苦手ですか?私はとても苦手でいわゆる『あがり症』です。ずっとコンプレックスでどうにかしたいと思いいろいろ検索していった結果『あがり症克服協会』という存在を知りました。藁にもすがる思いで参加したセミナーがどんなものだったのか、結果どうなったのかについてご紹介したいと思います。
あがり症克服協会について
あがり症克服協会ってどんな協会なのかについてご紹介します。
あがり症克服協会は、いわば「スピーチ教習所」です。
残念ながら日本の教育では、話の聞き方はよく習ってきましたが、人前での話し方は多くは習ってきませんでした。逆に言うと、あがり症のみなさんは話し方のスキルさえ学べば、その伸びしろは大きくあるということが言えます。
人前を怖いと思う気持ち、その気持ちを持つこと自体はある意味当たり前です。
自分にできないことを人前でやれと言われることほど不安になることはありません。当協会の講座は元あがり症である講師がカリキュラムを作成し運営していますので、あがり症で苦しむみなさまの気持ちによりそった内容のレッスンとなっており、無理なく人前の怖さを除いていくことができます。
あがり症克服協会は、あがり症を克服したいと本気で願う方のために存在しているのです。
スピーチ教習所!!実際に受けたことがある身としてはまさしくピッタリな代名詞だと思います。
ただセミナーを聞いて「うんうん。なるほど~!」って受け身の姿勢でいるのとは違ってとにかく成功体験を作る場所という感じです。
私が受講したコース→「ベーシック初級(1日講座)」
私は2017年の夏ごろに「ベーシック初級(1日講座)」を受講しました
https://agarishow.or.jp/kouza/#basic
金額としては55,000円(税込み)※2020年9月現在の金額。
高い!!!正直、高いです。
私が受けた当時はまだ消費税が8%だったので気持ち安かったけれど当時も高い買い物をしてしまった・・・みたいな気持ちで支払いを終えてから受講までの期間は不安でしたね。
受講を決意した理由
私がおよそ5万円という大金を支払ってまで受講を決意した理由は、『自分を変えたかったから』です。
当時、正社員として働いていたのですが、毎朝朝礼があったんですね。
そこで日替わりで朝礼担当が回ってくるわけです。
初めに小さな冊子に書かれているなんかちょっといい話みたいなのを読んで、その後に自分の最近の出来事なんかをスピーチして、経営理念を唱和して業務スタートという流れだったのですが、これが苦痛で仕方なかったです。
朝礼があるって知ってたらたぶん入社しなかっただろうなというくらい朝礼が嫌いでした。
しかしどんなに嫌でもおよそ月に1回のペースで回ってきます・・・そのたびに何話そうということで頭がいっぱいでした。
保育園時代から始まっていた『あがり症』
私が人前に出ることに異常な恐怖や緊張を感じることに気づいたのは保育園の時でした。
お誕生日会が毎月あって、お誕生日月の子は前に出てお祝いしてもらえるという感じの流れだったのですがとにかくドキドキして早く終わらないかなぁと思ってました。
自分に注目が行くという状況と空気感がとても嫌なんだとその時に自覚しました。
その後も小・中・高時代には授業中の挙手して発言するシステム、日直、卒業式での返事・・・とにかく人前で発言すること全てが嫌いで恐怖でした。
頑張って平静を装うのですが、どうしても声が震えたりしてそれが周りに気づかれたりするととても嫌な雰囲気が流れるんですね。
「え・・・」みたいな。平気な人からしたら、なんでこの程度のことで声が震えるほどの緊張をしてるの?という感じで理解できないみたいな反応が伝わってきて自尊心ボロボロになったのを覚えています。
学生時代とは違い避けきれないと判断した私は『あがり症』をなんとか克服して毎月のストレスから解放されたいと考えました。
そこで出会ったのが『あがり症克服協会』のホームページだったわけですね。
当日の流れ
講座当日はどんな流れでどんなことをしたのかについてご紹介します。
まず、会場につくと2人掛けの長テーブルに冊子が置いてあって好きなところに座ってくださいという流れでした。
この時に受講していた人数は15人ほどでした。
”自己紹介”からスタート
初めに自己紹介からスタートしました。
一人一人、前に出て名前とか受講した理由について話していきました。
私は7番目くらいだったのですが、みんなの自己紹介の中で語られる受講の理由や過去があまりにも身に覚えがありすぎて3人目の方が話し出したあたりから涙が止まらなくなってしまいました。
本当に自分でもビックリするくらいに泣けてきて、しかも止まらない。嗚咽が出るレベルのガチ泣き。止めようとするのに止められない涙を流したのは人生で初めてでした。そんな私につられてしまったのか隣に座っていた同年代くらいの女の子も泣いてました。
この時、自分の中でどれだけ『あがり症』であることが苦しかったのか実感しました。嗚咽が止まらないくらい泣いてるわけですから、他の人にも泣いてるのはバレているし、自己紹介も嗚咽のせいで全然うまく話すことができなかったのですが、嫌な雰囲気になることはなく同じように泣いてる人が結構いました。
年齢層的には30~40代くらいの人が多いという感じで私と同じように職場で朝礼があってとか、職種的にどうしても避けられないからという理由で来てた方が多かったと記憶してます。結婚式のスピーチを頼まれて以前に失敗したことがあるからとかもあったかなぁ・・・
あがり症の仕組みを知り実践
あがり症についてそのメカニズムやどうしたらいいのか立ち方とか発声の仕方について渡された冊子に沿って話を聞きました。
その後、冊子に書いてある結構長めの文章・・・確か物語だったと思いますが、それを4~5人のグループごとに分かれて段落ごとに読む練習をして、最終的に他のグループの前で発表するということをしました。
小学生の音読のようなイメージですね。
ここで実際に声を出すことで震えない声を体感しました。
本番をイメージしたスピーチ発表
グループ演習が終わった後は個人でスピーチするという流れでした。
その時に話す内容は人それぞれで、私の場合は次の朝礼で話そうと思っている内容を原稿として書き、それを読み上げるという形でした。
2人一組になって、相手の人に自分のスピーチしている姿を動画で撮影してもらってそれを見返しながら出来ているかどうかを確認したりしました。今でもその動画は消せずに残っています。
スピーチの前には具体的にどんな場面で話す内容かを伝えてから話すという感じで本番に向けた練習のような形で行われました。
参加した感想
実際に参加してみて言えるのは『勇気を出して参加して良かった』ということです。
あの場所とあの時間は私の人生の中で特別なものとなっています。
同じ悩みを抱えている人と同じ悩みを共有できてそれを克服するために共に頑張るという空間は普通に生活してたら出会えないと思います。望んで飛び込まないと。
正直、申し込むことを決めた日も受講当日も恐怖と不安でいっぱいでした。
当然ですよね。自分にとって嫌なことをやろうとしているわけですから。
でも、やらずにずっと苦しむのはもっと嫌だったんですね。
受講するか迷っている人へ
今、あがり症で悩んでいて受講するか迷っている人へ。迷う気持ちがあるならば参加してみることをオススメします。
技術的なことは本を読めば知ることできます。しかし、実際に同じ悩みを抱えて生きてきた人に出会うこと、体感することは参加してみて初めてできることだと思っています。
よく場数を踏めば慣れるといいますが、それは少し違うと思います。
大事なのは”成功体験”を積み重ねていくことなんだと参加してみて感じました。私の体験レポートが迷っている方の参考になれば幸いです。
以上、ちかちかでした。
皆さんの生活に少しでも役立てますように☆
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